【図解】決算書作成の流れがみるみる分かる!作り方の手順とポイントを押さえよう

 

ウリまる
今回は、仕訳から決算書が作られる流れを見ていきましょう✨
ハニー姫
な、何だか話がビッグ…!初心者にも分かるようにお願いね💦

 

 

前回までのあらすじ

人生初の決算を終え、ひと段落したハニー姫🐰✨

お付きのウリまるの教えのもと、4回のレッスンを通して仕訳の基礎を1から学びました✍(レッスン第1回はこちら→

【イラストで解説】決算書完成までの流れを見てみよう

 

ウリまる
決算書が出来上がるまでの大きな流れをつかみましょう!

まずは、ざっくりとした流れをつかんでみましょう😊では、いきますよ~!

 

①1年分の仕訳を集める

まず、1年間で作られた仕訳をすべて集めます😊

※ 単位:百万円

「期首残高」「期中仕訳」「決算整理仕訳」について、次のパートでポイントを解説✨

 

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②試算表を作る

ウリまる
先ほどの1年分の仕訳をギュギュっとくっつけると、試算表(貸借対照表と損益計算書の原型)が出来上がります!

※ 仕訳で「仕入」と表示していた勘定科目を、ここでは「売上原価」に変えています。

 

この時、借方(左パート)合計貸方(右パート)合計金額必ず一致します!

「仕訳のくっつけ方」については、次の次のパートでポイントを解説します✨

 

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③当期純利益を確定させる

ウリまる
②で作った試算表には、利益が書かれていませんよね。そこで…

試算表に出てくる収益合計費用合計から、その年度で稼ぎ出した最終的な利益(=当期純利益)を計算します💰

当期純利益の求め方

 当期純利益

=1年間の全ての収益500万円-1年間の全ての費用350万円

150万円

 

これで当期純利益をマスター!意味・求め方・利益剰余金との関係などをわかりやすく解説

2017.11.09

 

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④試算表を2つに切り離す

ウリまる
試算表を2つに切り離すことで、いよいよ貸借対照表と損益計算書が形になっていきます!

試算表のピンクの線で切り離すと、上部分貸借対照表に、下部分損益計算書になります✨

 

貸借対照表と損益計算書の構成

🔸貸借対照表 → 資産・負債・純資産

🔸損益計算書 → 収益・費用

【はじめて学ぶ】貸借対照表の役割って?簡単な例でしくみを知ろう!

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【初心者向け^^】損益計算書の簡単な見方をご紹介!利益と会社の活動はひもづいている

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⑤当期純利益を純資産に組み込む(貸借対照表完成✨)

試算表を切り離す際にポイントがあります!😊

ウリまる
③で計算した当期純利益を、貸借対照表の純資産の中に組み込みます

試算表の(ピンクの線より)上部分を切り離し、当期純利益を組み込んだ後の貸借対照表完成図がこちら!!

当期純利益150万円を組み込んだことで、純資産が1000万円から1150万円に増えましたね✨

 

当期純利益は、純資産のうちの利益剰余金(さらにその中の繰越利益剰余金)という項目に含まれます。

利益剰余金今まで稼いだ利益の蓄積を表す項目で、毎年利益を稼ぐほど利益剰余金も増えていくのです💰

図解!貸借対照表と当期純利益の関係とは?ヒントは繰越利益剰余金への振替にあり!

2018.12.05

 

ウリまる
こうすることで、貸借対照表の借方(左パート)と貸方(右パート)のそれぞれの合計金額が一致するんです🎵

 

 

ちなみに…

有価証券報告書などで貸借対照表が公表される際は、資産→負債→純資産の順番で縦に並んでいることが一般的です😊

🔸縦表示の貸借対照表の例

資産の部
現預金1100
棚卸資産 100
 資産合計1200
負債の部
未払費用  50
 負債合計  50
純資産の部
資本金1000
利益剰余金 150
 純資産合計1150
負債純資産合計1200

 

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⑥損益計算書の様式を整える(損益計算書完成✨)

ウリまる
試算表をもとに、収益・費用・利益を一定のルールに沿って並べていきます✨

 

このように、試算表の形をしていた損益計算書(ピンクの線より下部分)を…

 

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売上高(収益)をトップラインとして、その下に売上原価(費用)→売上総利益(利益)→販売費及び一般管理費(費用)→営業利益(利益)…といった順番で並べていきます。

(※ 分かりやすいように、今回は法人税等は無かったものとして記載しています)

この時、損益計算書の大切な情報である5つの利益売上総利益営業利益経常利益税引前当期純利益当期純利益)もきちんと計算して表示します✍

 

ウリまる
損益計算書では、分かりやすく情報を伝えるために収益・費用・5つの利益一定のルールにしたがって並べられているんです

そのルールについては、こちら(↓)で詳しく解説しています🎵

【初心者向け^^】損益計算書の簡単な見方をご紹介!利益と会社の活動はひもづいている

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ということで、決算書完成までの道のりを6STEPに分けて見ていきました🌟

次のパートでは、2つのポイントをピックアップして解説していきます😊

 

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ポイント解説①:決算書の土台!仕訳の種類とは?

 

ウリまる
試算表を作るために、期首残高その年度に関わるすべての仕訳を集めます

試算表の作成に必要なのは、この3つ!

🔸 期首残高

🔸 期中仕訳

🔸 決算整理仕訳

 

期首残高とは、前期が終わった時点で残っている資産・負債・純資産の金額のことです😊

損益計算書に出てくる収益や費用と違い、貸借対照表の資産・負債・純資産の残高は毎年繰り越されそこに積み上げられていくのです✨

 

また、期中仕訳とは、1年の間に行われた企業の1つ1つの活動を仕訳に表したものです✍

ウリまる
ですが、この期中仕訳だけでは、企業の活動を数字に表しきることができていないんですね😲

 

そこで登場するのが、決算整理仕訳です!

決算整理仕訳は、1年が終わり決算処理を進める中で作成される仕訳です✨

 

たとえば、

●期末棚卸の仕訳によって売上原価を確定させる

●減価償却費を計上する

●有価証券の評価を反映する

などなど…

期中仕訳ではカバーしきれない部分を補足する役割を果たすのです😊

 

ハニー姫
丁寧に1つ1つの活動を拾って仕訳に表すことが大切なのね

 

 

ポイント解説②:仕訳から試算表を作る時のコツとは?

 

ハニー姫
仕訳をくっつけると試算表が出来上がるのよね…?

 

そう、試算表を作るには、先ほど出てきた1年分の仕訳(期首残高含む)が必要です😊

これらを、借方(左パート)、貸方(右パート)に分かれた形(↓)のまま縦にギュッとくっつけちゃうんです!

そのため、試算表も、借方・貸方に分かれた形になっています✨

 

…と、ここでポイントがあります!

仕訳の時点(↑)では勘定科目がバラバラに並んでいますが、これらを同一の勘定科目ごとにまとめる(金額を合計する)のです✍

 

さらに、資産・負債・純資産・収益・費用5グループごとにまとまるように、勘定科目と金額を配置し直します😊

ウリまる
5グループが借方・貸方のどちらに位置するかは、決まっているんですよ

貸借対照表パートでは…

 🔸借方 →資産

 🔸貸方 →負債・純資産

が書かれ、損益計算書パートでは…

 🔸借方 →費用

 🔸貸方 →収益

が書かれます😊

 

 

ハニー姫
借方グループの勘定科目なのに、仕訳では貸方に書いてある時ってどうするの?

ハニー姫が疑問に思っているのは、例えばこのような仕訳のことですね😊

この仕訳を見てみると…

試算表では借方に位置するはずの現預金(資産)が貸方に、

試算表では貸方に位置するはずの借入金(負債)が借方に書いてあります✍

 

ウリまる
このような仕訳は、今までその勘定科目が作ってきた残高をその金額だけ減らす役割を担うんです✨

先ほどの仕訳は、借入金が100円、現預金が100円だけ減るということを意味しているんですね。

詳しくは、こちら(↓)で解説しています🎵

スッキリ解決!借方・貸方の意味や違いとは?仕訳のコツもわかりやすく解説

2018.12.17

 

 

こうして、仕訳を同一の勘定科目ごとに集計し、5グループごとにまとまるように勘定科目と金額を配置すると…

このような貸借対照表と損益計算書の原型となる試算表が出来上がるんですね😊

 

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まとめ

1.決算書は、

①1年分の仕訳を集める→②試算表を作る→③当期純利益を確定させる→④試算表を2つに切り離す→⑤当期純利益を純資産に組み込み、貸借対照表を完成させる→⑥損益計算書の様式を整える

という大きな流れに沿って出来上がる。

2.試算表を作るためには、期首残高、期中仕訳、決算整理仕訳が必要となる。

3.仕訳をくっつけて試算表を作る際は、同一の勘定科目ごとに金額を集計し、5グループ(資産・負債・純資産・収益・費用)に分けて勘定科目と金額を配置する。

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