起業を決めたハニー姫🐰✨
商品を作るための準備は万端!…と思ったら、もう期末日がやってきました💦


会計期間って何?時間を区切る理由とは?
多くの企業は、一定期間ごと(通常は1年間)に時間を区切り、これを会計期間としています。
たとえば、トヨタ自動車の会計期間は4月から翌年の3月までの1年間です🚗✨
このような会計期間は、何のために設定されるのでしょうか?
企業の業績を分かりやすく表すため!


この、損益計算書が対象としている期間こそが会計期間なのです✨

同じように、キャッシュ・フロー計算書(活動パターン毎にお金の入金・出金の金額を表した決算書)も1会計期間を対象にして、作成されています💰
ちなみに、貸借対照表の場合は…

この「会計期間がちょうど終わった時点」のことを、期末と呼びます😊
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会計期間は1年間とは限らない!?
会計期間は基本的に1年間ですが、その会計期間を半年(半期)や3ヵ月(四半期)で区切って決算書を作ることもあります。

たしかに上場企業は、3ヵ月ごとにその業績が発表され話題になっていますね😊
会計期間をいつからいつまでにするかは企業ごとに決まっていますが、実は、この期間は変更されることがあります!
たとえば、3月末で会計期間を区切っていた企業が、会計期間の区切りを12月末に変更することがあります✨
すると、会計期間を変更した最初の年に限り、会計期間が1年間ではなくなるのです(この例では、4月から12月末までの9ヵ月間)😲
さらに、事業を始めた最初の年も、会計期間が1年ではなかったりします😊
ハニー姫が会社を興したのは12月1日でしたが…


そうです!起業初年度である今回の会計期間は、12月1日から12月31日までの1ヵ月間…ということもありえるんですね😊
このように、会計期間を変更したり、会社を始めた最初の年は、会計期間が1年間とは限りません。

期首・期中・期末の意味をサクッと押さえよう♪
【図解】期首・期中・期末とは?

図で表すと、その関係は一目瞭然!

🔸 会計期間の始まる1番最初の時点 …期首
🔸 会計期間が終わる1番最後の時点 …期末
🔸 期首と期末の間の期間 …期中
ハニー姫の会社(会計期間:1月1日~12月31日)を例にすると…
期首は1月1日、期末は12月31日、期中はその間を指します🐰✨
期首在庫・期末在庫って何?

在庫(決算書では「棚卸資産」と表記)とは、お客さんに販売するために仕入れ・製造した商品やその材料などのことです✨
会計期間の最後の日(期末日)になっても販売されなかった在庫は、期末在庫と呼ばれます。
期末在庫は、その後の販売に使うため、次の会計期間に繰り越されるのです😊
こうして次の会計期間の最初の日(期首日)を迎えた時に、前の会計期間から繰り越されてきた在庫のことを期首在庫と呼びます。
そういえば、ハニー姫の会社でも100万円分の材料が使われないまま残っていましたよね。

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まとめ
1.会計期間とは、一定期間ごと(通常は1年間)に時間を区切り、業績報告の対象としている期間のことである。
2.会計期間を変更した最初の年や会社を興した最初の年などは、会計期間が1年間とは限らない。業績を他社や時系列で比較する際は、その点に留意する。
3.会計期間が始まる1番最初の時点を期首、会計期間が終わる1番最後の時点を期末、期首と期末の間の期間を期中と呼ぶ。