設備投資をすると決算書にはどう影響する?いつ費用になる?仕訳や勘定科目も見てみよう

 

前回までのあらすじ

起業を決めたハニー姫🐰✨

父上(キング・バニー)から直々に出資を受け、起業資金をゲットしました💰

この資金を使って、起業の準備に取りかかります!

 

 

ハニー姫
お父様に頂いたお金で、商品を作る機械をゲットするわ💗

 

ウリまる
ハニー姫ご希望の、最先端の性能を備えた機械を探しておきましたよ

 

 

設備投資とは何?会社に何が起こる?

ということで、さっそく最先端の性能を備えた機械1000万円を購入したハニー姫💰✨

 

ウリまる
ハニー姫も、ついに設備投資をしましたね✨

 

ハニー姫
設備投資…✨私、ビジネスしてるって感じ💗ところで、設備投資ってなに?

 

ウリまる
およっ💦では、設備投資企業にどんな影響を与えるのかをご説明しましょう💦

 

 

設備投資の意味とは?

設備投資とは、建物や機械のような固定資産を買うことです。

その目的は、

 🔸 商品の生産量を増やす

 🔸 新商品を生産する

 🔸 新規出店する

 🔸 店舗を改装する

などなど…

 

ウリまる
事業を拡大させたり、再び軌道に乗せるフェーズで行われます✨

 

建物や機械といった高額のモノを購入するため、支出額が大きくなりやすいのが特徴です💰

一度に出て行く金額は大きいですが、会社側は「それ以上のリターン(収益)を狙える!」と判断するために、思い切って実行するんですね。

 

設備投資のために、足りないお金を借金したり、株主から出資してもらったりすることもあります。

 

ウリまる
うまくいけば、設備投資は今まで以上の利益をもたらしてくれます。でも、もし見込み通りにいかなければ…後々利益が圧迫されたり、借金の返済に困ったり、会社を追いつめる要因にもなりえるのです💦

 

これは、株式投資も同じですね。

 

スポンサーリンク

 

設備投資をすると、会社には何が起こる?

ハニー姫
今の話からすると、一度にたくさんのお金が支払われるのよね?

 

ウリまる
そうです!お金は減りますが、同時に増えるものもありますよね

 

ハニー姫
建物や機械を買うんだもんね!

 

設備投資をすると、お金と交換に建物や機械を得られます。

つまり、会社のお金が減って、その分だけ建物や機械が増えるんですね😊

 

 

設備投資は決算書にどんな変化をもたらす?費用は発生する?

どの決算書に影響があるの?

今回は、設備投資として機械1000万円を買いました。

 

ウリまる
決算書には「1000万円のお金が減って、1000万円の機械が増えた」ことを表せばいいんです✨

 

お金は、資産(=将来、お金を生み出す)の中の1アイテムでしたね😊

つまり、資産の中の「現預金」という項目が1000万円減ります。

 

では、機械は決算書のどの項目に含まれるでしょうか?

 

ウリまる
機械を使うことで、将来お金を増やせると考えられます。なので、機械も資産(=将来、お金を生み出す)の中の1アイテムなんです

 

ということで、資産の中の「機械装置」という項目が1000万円増えます。

 

ハニー姫
資産(現預金)が1000万円減って、資産(機械装置)が1000万円増える…資産合計で見たら、金額は変わらないのね

 

その通り!

「機械を買う」という行動を決算書に表すと、貸借対照表の中の動きで完結してしまうんですね😉

 

 

設備投資の支出は費用にはならないの?

ハニー姫
ねぇねぇ。機械を買って払ったお金は費用にはならないの?

 

費用とは、購入したモノやサービスのうち実際に使った分の金額を指します(※代金を支払う前でも、使った分の金額は費用に含まれます)。

 

ウリまる
この「使った」という所がポイントなんです✨

 

ハニー姫が買った機械を「使う」のは、購入した後、実際に商品を作るために稼働させる時ですよね。

機械の購入代金は、この稼働させている期間(通常何年にもわたる)にわたって費用に変わっていきます。

 

ウリまる
つまり、お金を支払ったタイミングではなく、購入したモノやサービスを実際に使ったタイミング費用になるんですね

 

このような会計のルールを発生主義と言います✨

【はじめて学ぶ】発生主義とは?具体例でわかりやすく解説!減価償却との関係もチェックしよう

2018.09.03

 

ウリまる
ハニー姫が支払った機械の代金がどのように費用に変わっていくのか、また今度見ていきましょう🎵

 

スポンサーリンク

 

設備投資は決算書をどう変化させる?

設備投資によって、決算書にはどのような変化が生まれているのでしょうか?

 

こちら(↓)の貸借対照表と損益計算書が一体となった決算書で確認していきましょう😉

 

実は、決算書として公表されるは、貸借対照表も損益計算書もこのように一体となって管理されているんですね😊

決算書として公表される時は、ピンク色の線より貸借対照表に、損益計算書に変わります。

(※貸借対照表の純資産には、ひと手間加えられます。これについては、また別の回でご紹介します)

 

ここで大切なポイントがあります!!

忘れちゃいけない!決算書づくりのポイント

上記の図では、左側右側のそれぞれの合計金額はどんな時も一致します!

 🔸 左側 → 資産+費用

 🔸 右側 → 負債+純資産+収益

 

 

では、ハニー姫の会社の決算書がどう変化したかを見てみましょう😊

 

まずは、設備投資をする前の図です。

キング・バニーから出資してもらった2000万円が表されています。

 

 

ここから、1000万円の機械を買った後の図がこちらです✨

 

機械を買うために支払った1000万円が現預金(資産)から減らされています。

一方、1000万円でゲットした機械装置(資産)が増えています。

資産の中で1000万円ずつ増えて減った結果、決算書の図の左側も右側も合計金額は2000万円のまま一致しています😊

 

ウリまる
資産トータルで見れば2000万円のままですが、流動資産、固定資産という区分けで見ると変化があります

 

現預金流動資産機械装置固定資産に含まれます。

そのため、設備投資前は流動資産が2000万円あったのが、設備投資後は流動資産1000万円、固定資産1000万円というように変化しているのです😊

流動資産・固定資産の詳しい解説はこちら(↓)

流動資産と固定資産の違いとは?ディズニーを例にわかりやすく解説

2017.11.03

 

 

【参考:仕訳と勘定科目のまとめ】設備投資をした時

ウリまる
ここまで見てきた決算書の動きを、仕訳でサラッとおさらいしちゃいましょう

 

借方金額貸方金額
機械装置1000万円現預金1000万円

 

今回は、機械装置を買ったときの仕訳を載せています。

借方には、この他「建物及び構築物」や「工具、器具及び備品」といった設備投資内容に合わせた勘定科目が入ります✨

 

スポンサーリンク

 

まとめ

1.設備投資とは、事業を拡大させたり、再び軌道に乗せるために、建物や機械といった固定資産を購入することである。

2.設備投資をすることで、購入金額分だけ現預金(資産)が減り、同額だけ固定資産(資産)が増える。これらの動きは貸借対照表の中で完結し、資産トータルの金額は変わらない。

3.設備投資による支出額が費用に変わるのは、購入した設備を実際に使い始めてからである。

おすすめコンテンツ(広告含む)