くま美さんのように、税金を難しく感じている方は多いかもしれませんね😊
今回は「消費税とは?」をテーマに、そのイロハを簡単に学んじゃいましょう🎵
消費税ってなーに?誰が納めて何に使うの?
消費税って何者?その使い道は?
そもそも、消費税とは何者なんでしょうか❓
はい、そうですね😊
「税金」であるということ、それはつまり…
国や地方自治体に渡され、国や地方自治体によって使われている
ということなんです。
これは、他の税金も同じです💰
国や地方自治体は、集めた税金を
🔸 学校の設備を整える
🔸 道路を整備する
🔸 病院での手当てにかかるお金に使う
🔸 年金を支給する
といった社会を支えるサービスに使います。
税金にはたくさんの種類がありますが、法人税や所得税と並んで、消費税は国の収入の大きな割合を占めています✨
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どうやって消費税を集めるの?
実は、「○○をすると消費税を払わなくてはいけない」というルールを国が作っているんです。
その○○とは、モノやサービスを買うこと✨(注:例外あり)
もう少しカッコよく言うと、モノやサービスを消費することです。
これが、消費税の名前の由来ですね😊
それでは、実際にくま美さんが消費税を払っている場面をのぞいてみましょう!
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ここは、都内のエステ店です💄
エステを終えたくま美さんがゴキゲンでやってきました。これからお会計するようですね💴
こうして1万800円は、くま美さんの財布の中からエステティシャンひよ子の手にわたり、お店のレジの中にしまわれました。
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はい!これで、くま美さんの消費税の支払いは完了です!
この時のレシートを見てみると、
🔵 合計 1万800円
の下に、
🔵 (内 消費税 800円)
と書いてあります。
実は、本当のエステ代は1万円で、そこに消費税800円が上乗せされていたのです。
くま美さんは、エステ店から請求された金額を払うことで、エステ代と共に消費税も払っていたのですね。
国の定めたルール「モノやサービスを買うと、消費税を払わなくてはいけない」に沿って考えてみましょうね😊
くま美さんはエステというサービスを買った(消費した)ので、消費税を払わなくてはならなくなったのです。
このように消費税は、モノやサービスの販売価格に上乗せして請求されることで集められているのです。
ここで注意したいポイントがあります!!
くま美さんは消費税を払いましたが、消費税の本当の支払先である国や地方自治体にはまだ渡されていない(納付されていない)のです!
そう、正確に言うと消費税の納付は完了していないんですね。
ここから消費税が国や地方自治体に渡されるまで、ちょっぴり紆余曲折あるのですが、そのお話はこちらの記事(↓)で解説しています🎵
どうやって消費税を計算するの?
エステ店から、不思議そうな顔をしたくま美さんが出てきましたよ😊
ここで、消費税の計算の仕方を簡単にご紹介しますね😊
消費税の金額は、いたってシンプルな計算式で求められます✨
消費税の金額 = 商品の価格 × 税率
「税率」に当てはまる数字は、現在のところは8%です(2018年現在)。
購入したモノやサービスの価格に一定の割合(税率)をかけることで、消費税が計算されるんですね😊
高い商品を買うほど、たくさんの消費税を払うことになるんです💴
先ほど、エステ店でくま美さんが払った消費税は…
商品の価格(エステ代 1万円)× 税率(8%)= 800円
と計算されていたんですね📝
そうなんです💦時代とともに、国のルールが変わり税率が上がっていってますね。
導入当初は3%、そこから5%、8%となり、2019年10月には10%まで引き上げられることが予定されています!
消費税はなぜあるのか?役割をチェック!
他の税金と比べると、消費税は近年に取り入れられた税金です💰
確かに、消費税の他にも法人税や所得税などがありますよね。わざわざ消費税を取り入れた理由は何でしょうか?
他の税金とは違う!消費税の特徴とは?
消費税と並んで国のメインの収入源になっている所得税や法人税は、個人や企業の収入に対してかけられる税金です。
つまり、たくさん稼いでいる人や会社ほど、たくさんの税金を納める仕組みになっています💴
それと正反対の仕組みを持つのが、消費税です。
会社を引退し収入がない人であっても、モノを買うときには消費税を払わなくてはなりません👛
消費税ならではの役割って?
今の時代、若い世代が減っていますよね。
つまり、稼ぎに応じて集められる所得税や法人税を負担する人(現役世代)が減っているのです😢
その一方で、お年寄りは増えているため、年金や医療サービスなどにはお金がかかっていきます。
ますます多くの税金が必要とされているのです😲
所得税や法人税だけだと、使いたい税金の量と実際に集まる税金の量のバランスがとても悪くなってしまうんですね💦
そこで、稼いでいるかどうかに関わらず、皆で広く負担することのできる消費税が登場したのです✨
2019年に消費税が増税される理由も、ここにあります😊
高齢化社会に向けた財源を確保すべく法人税や所得税を増税してしまうと、少なくなっていく現役世代への負担が重くなりすぎてしまうのですね。
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まとめ
1.消費税は国や地方自治体に集められ、社会を支えるサービスのために使われる。
2.消費税は、モノやサービスを買った時(消費した時)に、商品の代金と合わせて支払われる。
3.消費税額は、「商品の価格×税率(2018年時点で8%)」という計算式で求められる。
4.所得税や法人税と異なり、収入金額に関係なく(モノやサービスを買うことを通じて)皆で広く負担できるのが消費税の特徴である。これが消費税が導入され、増税されていく大きな理由である。