消費税をかけられる人と納める人は違う!?
前回は、「消費税は何のためにあって、何に使われ、どう計算するのか❓」という消費税のイロハを解説しました😊
そうなんです!
法人税や所得税の場合は、税金をかけられる本人が税務署へ納税します。
一方、消費税の場合は、税金をかけられる人と実際に税務署へ納税する人が異なるのです!
この辺りを、分かりやすく解説していきますね😊
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消費税が納められるルートをチェック!
さっそく、くま美さんの生活を例に、消費税がどのようなルートで納められているのかを見てみましょう!
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ここは、都内のエステ店です💄
エステを終え、ツヤツヤ顔のくま美さんがお会計をするところのようです。
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実は、このエステ代1万800円のうち800円は消費税です。
くま美さんは、エステという商品を買った(消費した)ことで、その分の消費税を払わなくてはならなくなったのですね💴(この辺りのことは、こちらで詳しく解説しています↓↓)
くま美さん、いいところに気が付きました!😊
確かに、エステ店はくま美さんから消費税を受け取りましたが、これはあくまで預かっているだけなのです。
くま美さんに請求されたエステ代には、消費税が上乗せされています。
そのため、くま美さんはエステ代を払うと同時に、エステ店に消費税を預けたことになるのです。
そして、エステ店が預かっている消費税は税務署によって集められ、最終的に国や地方自治体にわたります。
簡単に図で表すと、このなります😊
このように、税金をかけられる(負担する)人と納める人が異なること、これが消費税の特徴なのです✨
あくまで、消費税を払う(負担する)人は、商品を買った(消費した)人なんですね。
※お店に仕入先があり、その仕入先にもまた仕入先がある…という場合は(通常はこのケースが多いですね)、消費税が納められるルートはもう少し複雑になります。ですが、いずれにしろ商品を買った人が払った消費税はお店や仕入先の手によって間接的に納められることになります。そのお話は、こちら(↓)で詳しく解説しています😊
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まとめ
1.法人税や所得税と違い、消費税の場合は、税金をかけられる人と納める人が異なる。
2.消費税を負担する人はあくまで商品を買った(消費した)人であるが、その消費税を納めるのは、商品の代金と共に消費税を預かったお店(事業者)である。