お城に住むハニー姫は、一念発起しお菓子のネット販売会社を立ち上げました✨
現在は、低迷する業績を挽回するため、新商品発売に向け着々と準備を進めています😊
先行投資の意味はなに?なぜ赤字になるの?
ハニー姫の会社は現在、新商品発売に向けて、
店舗を借りて従業員の研修をしたり、新商品の宣伝を行っているところです。
これはつまり…
新しい事業を始める前や、事業を拡大させる前の時期においては、
その事業の展開のための下地を整えるコストがかかります✨
これが先行投資です😊
ハニー姫の会社でも、新商品発売に向けた準備として、
店舗を借りたり、店員さんを雇って育成したり、広告を出したり…といった費用をかけていますよね。
事業を膨らますのはエネルギーを使います。
そのため、この先行投資の金額が大きくなることも多いのです。
そのため、先行投資の段階で、売上が発生するコストを下回ることが少なくありません。
こうした場合に、その事業で赤字になってしまうのです🎈
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どんな例がある?先行投資の事例をチェック!
ではここで、先行投資にはどんな例があるのかを見てみましょう😊
研究開発費
自動車、お薬、ゲーム、食品…などなど。
研究開発に投資している業種は多岐にわたりますね🎵
近年ではすっかり存在感が高くなったECサイトにも、その利便性向上のため投資をしている企業は多いです。
マーケティング費
商品の存在を消費者に知らせ、シェアを高めていくときにかかる費用です。
人件費
人を雇えないがために、事業拡大に「待った」がかかってしまうケースもあるのです。
その他
たとえば、動画配信会社などは、初期段階でコンテンツ取得にたくさんのお金を投じます。
また、投資資金のために借りたお金の利払いがかさむこともあります。
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先行投資を「回収する」とはどういうこと?
新商品の開発、消費者への商品の認知、従業員の育成などなど…
最初は多くのコストがかかりますが、その後はそこまでのコストをかけなくても、先行投資の効果が続いていきます。
やがて、投資の効果が出て売上が拡大し、利益が積み重なり、初期にかけた投資額を上回るようになるのです。
これは、投資が効果を発揮した場合の話です😊
投資が失敗すれば、事業を拡大させるどころか、先行投資を回収できず多額の資金を失ってしまうことになるのです。
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まとめ
1.先行投資とは、新しい事業を始める前や、事業を拡大させる前の時期において、その事業の展開のための下地を整えるコストのことをいう。
2.先行投資の例として、新しい商品(サービス)の研究開発費、シェアを高めるためのマーケティング費、事業拡大時の人材採用・育成費などがある。