企業の財務の安定性を測る時には、キーとなる指標ですよね😊
そんな自己資本、実はいろいろな理由で増えたり減ったりします！
その中でも金額的なインパクトが大きくなりやすい要因３つを、今回から３回に分けてご紹介していきます✨
自己資本が減る！？自社株買いとは何？
自社株買いをすると、その企業の自己資本は減ります💡
何だか自信なさげなくま美さんがいますので、自社株買いについてサラッと解説しましょう😊
自社株買いとは、
株式を発行した当事者である企業が、その株式を株主から買い取ることをいいます✨
会計的に言うと「自己株式を取得する」とも言いますね😊
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なぜ、自社株買いで自己資本が減るの？
では…
まずは、第三者に株式を買ってもらうケースを考えてみましょう！
この場合は、株式を買った人（企業）から、企業にお金（出資金）が入りますよね💰
このお金が、自己資本を構成する資本金や資本剰余金になります。
反対に、企業が株主から株式を買い戻すと、
買った分だけこの株主にお金を払うことになります👛
これはつまり、株主から預かっていたお金（出資金）を返すことと同じなのです。
貸借対照表では、自己資本は以下のような項目から構成されます。
● 資本金
● 資本剰余金
● 利益剰余金
● 自己株式（マイナス表示）
● その他の包括利益累計額
自社株買いをすると、上記のうちマイナス表示される自己株式の金額が大きくなるため、
以前よりも自己資本全体が小さく計算されるのです。
ちなみに、自己資本が小さくなると、計算上ROEの数値が良くなります✨
ROE（％） = 当期純利益 ÷ 自己資本 × １００
この効果も狙って、自社株買いに踏み切る企業もあります。
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まとめ
１．自社株買いをすると、自己資本が減る。
２．これは、自社株買いをすることで、株主から預かっていた出資金を返すため。
